全線開通の常磐道で仙台へ
2017.03.25
東京-仙台間の高速道路をクルマで移動するには
今や2つの選択肢がある。

ご存じ東北道と
2015年に全面開通をした常磐道である。

Googleマップによれば
東北道使用で359km
対して常磐道が343km
したがって第一候補は短いほうとなる。

ただし、いわき中央から岩沼までの131km間は1車線の対面通行。
よって復旧工事のトラックの後ろにつくと、60km以下の走行に耐えなければならない。(←文句言うな!!)

情報のない7年前のナビを無視しながらひたすら進む。

常磐富岡~浪江間は現在もなお「帰宅困難区域」があるエリア。
20kmおきに放射線モニター表示がある。

0.1マイクロシーベルト/時間から始まり、
双葉町でその数字も3.4になっていた。

緊急時のヨード剤ももらえない中年のワタシにはどってことない。
(ほとんどの世代にも大丈夫)
でも同乗者に小さな子供がいたら躊躇するかもしれない。

景色といえば、積み上げられた汚染土の黒い袋と空き家ばかり。
しかしそれはみな整然といており、荒廃とは程遠い。
むしろ「未来」を感じさせるものだった。
これは関係者のみなさんの配慮とご努力によるものと思われる。

三郷から200kmあたり、ならはPAで休憩。

「ん?なんだこりゃ」

水道の蛇口がミツマタになっている。


dyson・ダイソンだ!

真ん中の蛇口で手洗いを済ませ、斜めに広げると乾燥風が出てくる仕掛け。
別装備の乾燥機もダイソン。


かっこいい。

福島のみなさん。
常磐道は進んでますよ。

本日の結論
やはり130kmに渡る1車線はキツイ。
仙台へは東北道でいかがでしょう。
付け加えると、常磐道には積雪の心配は少ない。
ノーマルタイヤでの冬季には常磐道でどうでしょう。

追記:福島のみなさま、復興の成果はもうすぐそこです。
どこかのHリゾートのH社長の「福島には県名を変えるくらいの気概が必要だ!(エヘン)」・・・なんて気にせんで元気にお過ごしください。



- CafeNote -