山谷といえば いろは会
2017.02.28
泪橋の下、丹下段平ジムの横には川が流れていた。
人生に敗れ、ドヤ街に流れ着く者が涙を流しながら渡る。

つまりワタシは毎日、人生に敗れ涙を流しながら通勤している・・と言えなくもない。

ここ山谷といえば、いろは会抜きには語れないだろう。(大袈裟)


「シャッター通り」を絵に描いたようなこの商店街も、
山谷ならではの魅力的なお店も連なる。
昼間は乾物屋、夕方から店の前にリンゴの木箱をひろげお酒をふるまう、一体何が売りたいのかワカラン店も多々存在するのだ。
こんな閑散を極めた街も、生活保護金支給後の月初には、お金は競馬で使い果たし、最後の一週間は飲まず喰わずでがんばったヤサグレ者のみなさんで大いに賑わうのである。

昨晩、以前から気になっていた「お好み焼き」とのれんをだす弁当屋さんで夕食を買ってみた。

店の奥で調理に励むおばあちゃん。
接客はタガログ語なまりのおばちゃん。スナックで知り合ったココの息子と結婚するもその後消息不明。働きものの嫁さんががんばるこのお店。(すべて想像)

おでんセット×2
お好み焼き×1
にんにく焼き×1
ハムエッグ×1   で¥950也。

ここには山谷価格が存在するようだ。

あしたのジョーのふるさと。
いろは会にぜひご来場を。

注:夜、女性の一人歩きはダメ。


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