一気に開けないでください。
ヤマト便さんが運んできた、コンパクトかつチョー軽いカートン。
「なんだ?」
サンプル試作用の「綿」を工場が送ってくれた。
マジックで「一気に開けないでください。ワタが飛び出ます」と書いてある。
どーりで、軽いくせに、ダンボール箱がパンパンに膨らんでいる。
「開けないで・・・」・・と言われちゃ、
開けたくなるじゃないか。
<想像>
ワタシ「Sさん、○●から綿がついたよ」といいながら、カートンテープに手をかける。
S「あっ、ダメダメッ・・・」
パーン!(カートン破裂音)
事務所中に綿が飛び散り、ワタシに聞こえるか聞こえないくらいの「チィッ」という舌打ちをしながら掃除機をかけるN。
やはりワタシに「チラッ」と侮蔑の表情を投げかけ、ワタだらけになった、春物カーディガンを、ころころテープでぬぐい取るI。
「言ったのに」・・のあとに心の中で「バカ」とつぶやくS。
・・・想像するのも楽しい。
プチ知識:ぬいぐるみの中綿。
・昔はウレタンをまぜたり、もっと昔は木毛やチップを入れたりしましたが、今はポリエステル100%です。
・工場はおおきなカチカチの岩のような綿を仕入れます。→これを かくはん機で文字通り「かくはん」しフワフワにします。
・そんでもって空気圧で詰め込んでいきます。
そんなカートンも、Sが片隅を5cm四方を切り取り、少しづつ使用中。
つまらん。
今度はもっとパンパンにして送ってもらうことにしよう。
- update 2013.05.21
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