Fiat チンクエチェント 3ヶ月使用して
Fiat 500・チンクエチェントが㈱童心の営業車となって3ヶ月。
走行距離も3000kmにせまろうとしている。
そもそも1400ccエンジンを積んでいたクルマ、これを875ccエンジンにダウンサイジングして、なおかつ2気筒(おまえはバイクか!)にする。さぞかしエンジンルームはスカスカだろうと思いきや、(画像1)めいっぱい。ほぼバッテリーと同じような大きさなのが泣かせる。(逆にどーやって1400ccエンジンを入れていたの??)
エンジン小ちゃくしてパワーはターボをつけて補う。
それでも1400cc=100ps にたいして 875cc=69ps。
そんなチンクエチェント、これまで乗った印象は・・
①とても875ccエンジンとは思えん。
昔のようなキーンと伸びていくターボではない。1500回転あたりでもゴリゴリとトルクを盛り上げる。
音は大きい。でも不快な種では決してない。
0-100km/hを11.0秒で加速するらしい。日本の軽なら30秒、ターボ付きでも20秒弱。
いかに速いクルマなのかがわかりますナ。
②シングルクラッチの2ペダル(つまりアクセルとブレーキしかない)MT。←分かりづらいがほぼオートマ。でもシステムはトルコンでなくギアで変速していくマニュアル。
これをA(オートマ)モードで使用している。
ギクシャク感もご愛敬。最初に乗ったら違和感満載になると察する。
③ストップ&ゴー(アイドリングストップ)←使用しません。
④ECOスイッチ←使用してません。
⑤のり味は見た目のキャラよりゴツゴツと固い。ただ高速走行での重厚感と安定感は日本車の比じゃない。・・このすごさは運転すればだれにでもワカルはず。
⑥大人3人+(後部座席のひとつを倒して)B1サイズの大きいPOPを乗せることができる。
ワタシが以前所有していたムルティプラもそうだが、見た目貧弱なトランクスペース、不思議なくらい物が入る。(イタリア人さすが!)
⑦デザインはキャワゆ~い。取り回しももちろんGood。
ただ常々Fiatのデザインのうまさはインテリアにある。
いつも隣のクルマが気になる駐車場の白線枠が広大に思えてきます。(画像2)
⑧総論・・・満足。
燃費はいろんな人間が給油するので真剣に測定はしていない。
高燃費でも、しょせん35Lのタンクなので減りが早く感じるのはショーがないか。
なにか昔の軽を運転しているようなダイレクト感がある。
「クルマの運転」ってこーだったよナ。・・・と楽しくさせる何かを持っている不思議なクルマ・・なんだと思う。
- update 2012.03.16
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