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コンテナ違い(えらいこっちゃ)

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お昼近く、
㈱童心の輸入乙仲(フォーワーダー)から連絡が。

乙仲担当者:「○●からの20ft一本の件。無事通関がきれまして、明日積み込みの・・・・・」
Y(私):「そーですか。ありがとうございます。お世話になりました。」

なんていう平穏無事な会話から3分後。

S社のB氏からの電話。
B:「最近、K工場から船積みした?」
Y:「ええ。ついさっき通関きれたとこです。」
B「やっぱり」

S社と㈱童心は、中国にあるK工場を使ってる。
B氏によると、S社がやはり20ftコンテナをK工場に我々とまったく同じ日に船積みし、輸入手続きをしていると、(運悪く)コンテナ検査が入った。
(通常の検査は書類がきちんとしていればコンテナを開けたりしない。S社の今回のケースは通関でコンピュータが任意に選んだ検査に選ばれたと思われる)

そしてコンテナを開けたら・・・
goodLuckと書かれたカートンで埋まってた。

つまりK工場を出る時に「てれこ(入れ違うなどの意。歌舞伎用語らしい)」になったと想像できる。
つまり㈱童心の今朝通関が済んだ荷物は、S社の荷が入っている。(ハズ・開けてないので断言は避けるが)

たいへんダ。どーする。とってもまれなケース。

ただ不幸中の幸いだった事は。
①S社と㈱童心がグループで連絡が取りやすかったこと。
②同じ工場からの荷だったこと。(だから間違えたとも言える)
③同じ東京入港で同じ東京税関だったこと。
④片側が通関完了したが実際の荷はまだヤード内にあること。

さーこれからだ。
本日の処理は・・・
(1)まず中身が違う(S社の商品)のに通関がきれた(きれちゃった)㈱童心のコンテナ(ややこしいが本来S社のコンテナ)をヤード内で止める。
(2)通関の撤回を申請する。
(3)K工場に、おそらく今回の間違えの始まりとなった、B/LのコンテナNO.の誤記載を訂正し、正しいB/Lを再発行する。→これなんやらかんやらで2日くらいかかるらしい。
(注:㈱童心のB/Lは「SURRENDERED」なのでコンテナNO.の記載はない。)

ヘマをやらかした工場への怒りも忘れ、滅多にないことなので、むしろワクワクしてきた。
K工場では、この対策のため終日ミーティング・・・のふりをしてたよーだ。しっかりせんかーい!。


どんな決着を迎えるか?

楽しみ。(不謹慎)