カテーテルアブレーション体験記
6日は記念すべき日となった。
人生初のカテーテル手術
そして半年あまり悩まされた不整脈から解放された日となったのだ。
経過はこうです。
午後4時 手術室に入る。
消毒やら心電図や対極板を上半身中に貼られる。
それによりワタシの心拍音が大音量で部屋中に響き渡る。
こんな準備に30ー40分。
今回は両太もも付け根(コマネチの辺り)と他検査用の左手首からのカテーテル挿入予定の手術。よって、これら箇所にチクッと局部麻酔注射をしてもらう。
そして挿入する箇所に入口となるシース管を血管に装着する。
右が女医さん、左が男性医師。すべてにおいて男性先生の施術が「痛い」ちょい荒っぽく感じる。
今更ながらワタシの脈は全体に早くまた途中でとんだりして「こんなにも・・」と不安がつのる。
いよいよカテーテルを入れかく局部まで到達させ、電極で「悪さ」を誘発させて治療すべき箇所をマークしていく。
大きな画面の前で先生方3人くらいが状況を見守っている。
「ここ早いな、マークして。ちょっと乱れすぎて難しいなぁ」
こんなふうに局部麻酔なので会話はすべて聞こえてしまうのも良し悪しだ。
「よーし、アブレーションいきましょう」と大先生の掛け声一番。35Wで約1分焼灼した瞬間、心拍音が安定した音に変わる。
そして「ドキンドキン」と長きに渡りずっと感じていた動悸がスゥと収まった!(感動的) 経験者から聞いた「焼灼の時には胸が熱くなる・・・」これはワタシの場合まるでなかった。
ほか疑わしい箇所を灼いた後、オーバーフロー(とセンセは呼んでいた)、電気的に心拍数を上げたり下げたりして完治を確認
手術が終わった時には4時間が経過していた。
テープでぐるぐる巻きにされ、もも付け根・左手首を止血。
これが結構辛い。
4時間後、寝返り可能になった時の快感は格別! しかし今度は一段と強力に締めあげられた左手首が苦痛となる。
太もも付け根は静脈から、手首は動脈からなので注意が必要なのだそーな。
手術自体よりテープでぐるぐる巻きのほうが辛かった。
退院の今朝(予定通り)
全国の不整脈に悩む方々にお伝えしたい。
カテーテルアブレーションは怖くない!&痛くもない!
画像は手術直後 病人ぶって情けないツラのわたし。
- update 2015.03.07
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