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今夜は次男Ｒと飲みにいく約束。

「中年の正しい安酒を教えてやる！」

そこで田原町・甲州屋
お蕎麦屋さんなのだが、このお店のハイライトは夜に訪れる。
安くて美味しいつまみ
締めの蕎麦のありがたさ
ビジネスホテルの近所なので出張族も多い。

Ｒ「ちょーうめえ」
飲むといえばチェーン店ばかりの小僧に本物の味を教えてやった。

その時・・・
「いらっしゃい。お二人？お相席でお願いします。」

お隣さんには、お一人と二人の相席。
ただ偶然にも同じ学会に参加している出張族だったのだ。（・・と思われる）

若いふたり「ここでＮ先生にお会いできるとは」

医学・介護やらの学会のようだ。（・・と想像できた）

若い二人「Ｎ先生は僕らから見れば天国のまた上にいる方で・・」

Ｎ先生「いやぁなになに （with まんざらでもない笑顔）」

こんなふうに偶然お３人は有意義な夕食を過ごしていた。（・・ようだ。）

まてよ？
「天国の上の人？」
「雲の上じゃねーの？」

天国の上＝もう終わってる（死んじゃってる）ことになるじゃん。

大まじめな会話だったので、ますますおもしろくなった。

くっだらないイジリだが、
ワタシとＲは、その後の２軒目まで「上質なつまみ」として楽しむのであった。

でもふと思った。
オレ達、安い親子ダ。